2013年8月7日水曜日

終末における神の御心


 

  ダビデ

 

 少年時代のダビデは、イスラエルの神・万軍の主の御名によって巨人ゴリアテと戦い、イスラエルに大勝利をもたらした。その時のダビデの戦い方は一風変わっていた。袋の中から一つの石を取り出し、石投げでそれを放ち巨人ゴリアテの額に打ち込んだ。そして、石が巨人ゴリアテの額に食い込み、うつぶせに倒れたのだった。

 ダビデは、一振りの剣も使わずに、石投げと一つの石でイスラエルに勝利をもたらしのだ。なぜなら、この戦いは主の戦いだったからである。

 

 イスラエルの王となってからも、絶えず先頭に立って戦いに挑んだのがダビデである。 ダビデは、イスラエルの神・万軍の主と共に、絶えず勝利者として人生を歩んだ。

 そんなダビデが、必ずやっていた事がある。ダビデは戦いに行くときには、戦いに行くのが主の御心か?また戦う方法は何か?必ず主に伺ったのである。 ダビデは、いつも主の御声を聞き、主の御言葉に従って生きたのである。

 

 ダビデという人物を通して、主がいつも私達と共におられ、万軍の主と共に勝利者となれることを知るのである。

 

 ゴリアテとの戦いに大勝利を収めた少年ダビデ、しかし主はその後ダビデを、主の御心を遂行する器として訓練する為に、荒野や周囲の敵との戦いという試練の中を歩ませられた。

 その中でダビデは、罪人であることを悟り、どんな時でも自分自身を愛し共にいてくださる主ご自身を求めたのである。

 そして、ダビデは生きているその時代においての神の御心に仕え、彼の召しを全うして人生を終えたのだった。

 

 1967年中東戦争(6日戦争)で、イスラエルは大勝利を収め、イスラエルは国家として承認される結果を生んだ。しかし、アラブ人諸国からのイスラエルへの敵意という問題はなかなか解決しない。今、パレスチナ問題によって、イスラエルを取り巻く状況は大きく変わろうとしているようにも思える。

 このようなイスラエルにとって困難な状況の中、ダビデがその時代の神の御心を実行する器となる為に試練の中を歩まされたように、主は今、イスラエルの民をリバイバル、また、主の再臨という終末の時代の神の御心に備えて整えようとされているのだろうか?。その後、イスラエル人が帰って来て、彼らの神、主と、彼らの王ダビデをダビデを尋ね求め、終わりの日に、おののきながら主とその恵みに来よう。〈ホセア3:5

 神は終末の時、ユダヤ人イスラエルの民を復活させると、聖書の御言葉によって約束されている。他・参照〈ローマ11:15〉〈黙示録7:4-8

 

恵みによる永遠のいのち

 イエスキリストが甦られた時、恵みよる復活の命が世界中の多くの人々に満ち溢れた。

 父祖たちアブラハム・イサク・ヤコブ、ダビデが待ち望んだ神の最高の祝福!イエスキリストの十字架の死と復活による永遠のいのち、罪の赦し、Kingdomが到来し、私たち異邦人にも及んだのだ。 しかしまだ、何千年も神の祝福を待ち望んでいる多くのユダヤ人が、未だにこの最高の神の祝福を受け取れていない。

 私達は、ユダヤ人イスラエルの民が、神が父祖たちへ約束された最高の祝福を、もう受け取っていく事ができるように、今、主に祈って行くべきではないだろうか?。

 

私たちは、神が父祖達に対してなされた約束について、あなたがたに良い知らせをしているのです。神は、イエスをよみがえらせ、それによって、私たち子孫にその約束を果たされました。『わたしはダビデに約束した聖なる確かな祝福を、あなたがたに与える』というように言われていました。〈使徒13:3234

 

 元々、救い主イエスの恵みによる全ての霊的祝福は、ユダヤ人イスラエルの民を通して私たち異邦人に与えられたものである。

 だから、ダビデの星を国旗とするユダヤ人イスラエルの民が、ダビデのように主を求める事が、救いの道を成就して下さったイエス様を知ることにつながるよう祈ろう!。

主は、王に勢いを増し加え、油そそがれた者、ダビデとそのすえに、とこしえに恵みを施されます。〈詩篇18:50

 

 

 

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