2013年6月15日土曜日

イスラエルの一つのともしび


 

 ダビデの一つのともしび






  イズレエル人ナボテのぶどう畑は、主からの嗣業の地(先祖からのゆずりね地)であった。サマリヤの王アハブの宮殿のそばにあったナボテのぶどう畑を、野菜畑にする為に欲しがったアハブ王。イザベルは、イズレエル人ナボテに断られ不機嫌でいたアハブ王に、イスラエルの王の権力と、また偽証と殺害によって、イズレエル人ナボテの主からの嗣業の地を、取り上げるように策略をします。〈列王記21:1-16
1 このことがあって後のこと。イズレエル人ナボテはイズレエルにぶどう畑を持っていた。それはサマリアの王アハブの宮殿のそばにあった。

2 アハブはナボテに次のように言って頼んだ。「あなたのぶどう畑を私に譲ってもらいたい。あれは私の家のすぐ隣にあるので、私の野菜畑にしたいのだが。その代わりに、あれよりもっと良いぶどう畑をあげよう。もしあなたがそれでよいと思うなら、それ相当の代価を銀で支払おう。」

3 ナボテはアハブに言った。「によって、私には、ありえないことです。私の先祖のゆずりの地をあなたに与えるとは。」・・・・・・


 その時、チィシュベ人エリヤにの主のことばがありました。 
列王記21:18-25
18 「さあ、サマリヤにいるイスラエルの王アハブに会いに下って行け。今、彼はナボテのぶどう畑を取り上げようと、そこに下って来ている。

19 彼にこう言え。『はこう仰せられる。あなたはよくも人殺しをして、取り上げたものだ。』また、彼に言え。『はこう仰せられる。犬どもがナボテの血をなめたその場所で、その犬どもがまた、あなたの血をなめる。』」

20 アハブがエリヤに、「あなたはまた、私を見つけたのか。わが敵よ」と言うと、エリヤは答えた。「あなたが裏切っての目の前に悪を行ったので、私は見つけたのだ。

21 今、わたしはあなたにわざわいをもたらす。わたしはあなたの子孫を除き去り、アハブに属する小わっぱも奴隷も、自由の者も、イスラエルで断ち滅ぼし、

22 あなたの家をネバテの子ヤロブアムの家のようにし、アヒヤの子バシャの家のようにする。それは、あなたがわたしの怒りを引き起こしたその怒りのため、イスラエルに罪を犯させたためだ。

23 また、イゼベルについてもはこう仰せられる。『犬がイズレエルの領地でイゼベルを食らう。』

24 アハブに属する者で、町で死ぬ者は犬どもがこれを食らい、野で死ぬ者は空の鳥がこれを食らう。」

25 アハブのように、裏切っての目の前に悪を行った者はだれもいなかった。彼の妻イゼベルが彼をそそのかしたからである。


、すなわち、アハブ王、イザベル、アハブの家、ヤロブアムの家、アヒヤの子バシャの家に対しての預言のことばは、成就しました。主は、彼らに対する正義とイズレエル人ナボテの報復を見事に行われました。 

〔アハブ王に対して〕列王記22:30-38〉 
38 それから、戦車をサマリヤの池で洗った。すると、犬が彼の血をなめ、遊女たちがそこで身を洗った。が語られたことばのとおりであった。

〔イザベルに対して〕〈Ⅱ列王記9:30-37
36 帰って来て、エフーにこのことを知らせた。すると、エフーは言った。「これは、がそのしもべティシュベ人エリヤによって語られたことばのとおりだ。『イズレエルの地所で犬どもがイゼベルの肉を食らい、

37 イゼベルの死体は、イズレエルの地所で畑の上にまかれた肥やしのようになり、だれも、これがイゼベルだと言えなくなる。』」

〔アハブの家に対して〕21:21.22“”列王記9:7-10〉エリシャから言われた預言者のともがらのひとりが油を注いだエフーによって“”
 主は、ナボテの血の報復をされるために、彼らをイズレエル人ナボテの地に集められました。そして、〈列王記9章〉で、主がそのしもべティシュベ人エリヤによって語られたことばは成就しました。 
ヨラムのもとに行くことによってアハズヤが滅びたのは主から出たことであった。〈歴代誌22章、22:7


エリヤは、ユダの王ヨラムの偶像礼拝を責め審判を預言した。書簡、手紙による預言も有効である。歴代誌21:12から14
この書簡は、エリヤが天に上げられる前に弟子に託したものと思われます。それを開封し読んだ時、エリヤを通して主が語られた預言のことばが成就しました。歴代誌21:12-19


ユダの王ヨラムがエリヤの預言によってこの内臓の病にかかっていた、その彼を見舞いに行く為にイズレエル人ナボテの地にアハズヤはくださって行った。そこで二人は、主がアハブの家を滅ぼす為に油を注いだエフーに向かって行った。こうして、預言者エリシャによって油注がれたエフーによってアハブの家は裁きを行われ滅びたのです。

オムリ王朝は終わり、エフー王朝へ
バアル礼拝の蔓延していたオムリ王朝
エリヤとエリシャによって、主の裁きと勝利となりました。

ユダの王ヨラムは、アハブの娘が妻、彼は、王朝を手にすると彼の兄弟たちを剣にかけて殺した。しかし、主はダビデと結ばれた契約のゆえにひとつのともしびを与えられ続ける。アハズヤの母アタルヤは、自分の子アハズヤが死んだ時、ただちにユダの家に属する王の一族を皆殺しにしようとするが、王の娘エホシェバがヨアシユだけを盗み出し、隠し助けたことによって、ダビデの子孫であるユダ王の一族はひとつともしびを灯され続け、そして、王イエスキリストが生まれたのである。
 
メギドユダのアハズヤが死んだ地、〈黙示録16:15〉ヘブル語でハルマゲドン 

ハルマゲドンの戦い黙示録16:12-16

 大バビロンは、神の前に覚えられて、神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられる。そういう運命。
 ゼブルン族とナフタリ族の地、イズレエル平原に地上の王たちが集められる頃、シェバの黄金や財宝が帰って来ると言える。 
イズレエルとは、ハルマゲドンの意味である。 
ハルマゲドン 
ハルはヘブル語で谷、山を意味する。マゲドンは、メギドの意味で古戦場、昔から戦いのあった場所である。誧
終末にはバビロン王が、杯を飲み干す〈〉と書かれている。
サタンの数字
 悪魔の数字は、666という。完全数7は一つで完全数であるのにに対して、666はどこまで行っても666…である。どうやら、どうやっても完全数7にはたどり着けないらしい。
 終末には、地上の王たちがハルマゲドンに集められ、サタンの王国が破壊される。
 イザベルが、イスラエルに持ち込んだバアル礼拝の背後にあ悪霊に支配されている王たち、全ての者達は、〈黙示録19:17-21〉で、主がイザベル達に報復されたように報復されます。
神への敵対勢力が終末論では、淫婦にたとえられている。
イザベルの魔術と姦淫とは、霊的不貞、霊的姦淫に心を寄せること。 偶像礼拝自体が霊的姦淫。 
イザベルの罪、霊的姦淫、呪術(魔術、占い)主の預言者たちを殺し、ナボテを殺し主のぶどう畑である嗣業の地を奪った。イスラエルは明らかに神の所有地ですから、イスラエルの民は、先祖から受け嗣いだ土地を売ることを禁止られていたのです。


世の終わりに、イエスキリストが再臨されそれゆえ、わたしは預言者たちによって、彼らを切り倒し、わたしの口のことばで(イエスキリストによって)彼らを殺す。わたしのさばきは光のように現れる。〈ホセア6:5

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