2013年9月22日日曜日

預言者ヨハネ

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預言者ヨハネ



 ヨハネは、イエスキリストと同時期に生まれた。マリヤが聖霊によってイエスを身ごもった時、ヨハネも母のエリザベスの胎内にいた。
 エリザベスは祭司アロンの子孫、夫は祭司ザカリヤであった。
 ザカリヤとエリザベス夫妻には子供がなく、エリザベスは不妊の女だった。
 ザカリヤが祭司職の当番の日の事だった。彼に主の使いが現れて「あなたの妻エリザベスは身ごもって男の子を産みます。その名をヨハネと名づけなさい。彼こそエリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子に向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主の前に用意するのです。」
…しかしヨハネは信じきれなかったので、主の使いの言った通りに口がきけなくなった。
 マリヤが、ヨハネの母の所に尋ねた時であった。母の胎内で子供が踊り喜び、母エリザベスは聖霊に満たされた。
 エリザベスが子を産んだ時、皆が父親の名にちなんでザカリヤと名付けようとしたが、エリザベスが名をヨハネと言った。父ザカリヤも書き板にヨハネと書いたのだった。周りの人々は彼の身内にも親戚にもヨハネという名がいなかったので不思議に思ったが、その時父ザカリヤは、口がきけるようになり、聖霊に満たされて主を賛美したのである。
 
救い主御降誕のしるし
 乙女が身ごもって男の子を産む。〈イザヤ7:14
 主の大いなる日が来る前に、エリヤの霊と力を持つ人物が主のために前ぶれをする。この人物がヨハネであった。〈マラキ書4:5.6
 ベツレヘム・エフラテで生まれる。〈ミカ書5:2
 この方はナザレ人と呼ばれる。〈イザヤ書11:1-2〉にある新芽、エッサイの根株から新芽が生えて、その上に主の霊がとどまる方であった。
 ダビデの家系であるイエスの父ヨセフとマリヤは、ヘロデ王の死後、ナザレの町に住んだ。それは、「この方はナザレ人と呼ばれる」と預言されていた事が成就するためであった。〈マタイ2:23
 星の導き、東の博士達をユダの地ベツレヘムで生まれた救い主イエスの所に導いた。〈ミカ5:2〉〈マタイ2:6
 ダビデの父エッサイの祖父ボアズと異邦人ルツは、主とイスラエルの民から「イスラエルの家を建てたラケルとレアのようにされるように」「あなたはエフラテで力ある働きをし、ベツレヘムで名をあげなさい。」「タマルがユダに産んだペレツの家のようになるように」という祝福を受けた家系だった。
 これは、イエスがユダ族として生まれる事。ボアズとルツの家系から生まれる事、すなわち、ダビデの家系から生まれる事。ダビデの出身地ベツレヘムから生まれる事。こうして救い主イエスが何処で何時生まれるか事細かに預言されていたのである。
 ヤコブの一つの星として生まれる。
 ヤコブはイスラエルの民、イスラエルの国を指している。
 救い主イエスは、旧約聖書に書かれてある預言どおりに来られた。また、旧約聖書や新約聖書、特に黙示録に預言されているとおりに再び来られる。
 救い主イエスは、旧約聖書イザヤ書53章などに書かれているとおりに、神の子羊として十字架の上でほふられ、すなわち民の贖いをしたのである。
 そして復活し、アブラハムやダビデに約束されたとおりに、世界中の人類に永遠の命をもたらしたのである。
 預言者ヨハネは、旧約聖書でメシアの先駆けとして必ず来る者として書かれている、『来たるべきエリヤ』であった。
 ヨハネは、預言者イザヤによっても、「荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意し、主の通られる道をまっすぐにせよ』」と言われた人である。
 ヨハネは、「悔い改めなさい。天の御国が近づいから」と、ユダヤの荒野で宣べ伝えた。
 ヨハネは、ギリシャ語読みで、ヘブル語はヨーハーナーンで「主は恵み深い」の意味である。
【預言者ヨハネが目指した人物】〈マルコ1:6
“ヨハネは、らくだの毛で織った物を着て、腰に皮の帯を締め、いなごと野密を食べていた。”
ヨハネは、エリヤを意識していたろう。だが、ヨハネが本当に目指したのはターザンじゃなかったと、どうしても言える?
何度も言うけど、そんなことはメッゲナイト!そんなことは絶対にないので話を戻そう。
 
 預言者ヨハネによって、イエスがヨルダン川で洗礼を受けた時、聖霊が鳩のように降った。
“これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。”
 これが天と地を造られた父なる神からのイエスへの言葉であった。

平和の鳩



 イエスは、平和の君として、この世に来られた。鳩が平和のシンボルであるのは、ここから始まったのか?
 また、ヨハネは言った。「私は、この方の靴ひもを解く値うちもない。私は水によってバプテスマを授けているが、この方は火と聖霊によってバプテスマを授ける」
 ヨハネは、イエスが天国に入るための永遠の命と聖霊を注がれる方であることを預言していたのである。

預言者ヨハネの生涯最後



 ヨハネは、ヘロデの妻ヘロデヤ、姦淫関係の女の娘サロメによって首をはねられた。
 ヘロデの誕生祝いの日、ヘロデヤの娘サロメが皆の前で踊りを踊ってヘロデを喜ばせた。ヘロデは、その娘サロメに願うものは何でも必ずあげると約束した。
サロメは「バプテスマのヨハネの首を盆にのせて私に下さい。」と母にそそのかされて言った。
 その理由は、ヘロデとサロメの母ヘロデヤの関係が姦淫によって始まった時、ヨハネによって諭されたことをヘロデヤとその娘サロメが根に持ち、恨んでいたからだった。〈ルカ3:19.20〉〈マタイ14:1-12
“ヨハネは、そのほかにも多くのことを教えて、民衆に福音を知らせた。
 さて、領主ヘロデは、その兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことについて、また、自分の行った悪事のすべてをヨハネに責められたので、ヨハネを牢に閉じ込め、すべての悪事にもう一つの悪事を加えた。”
 ヘロデヤは、ヘロデの兄弟のピリポの妻であったが、姦淫関係によって、ヘロデとヘロデヤは結ばれたわけである。
 
 預言者ヨハネは、こうして生涯を閉じたのである。
 しかし、この世界中にとって彼ヨハネが果たした役割は非常に大きい。ヨハネは、イエスが救い主であることを明らかに示したのである。

ホームページ紹介:最後のアダム・イエスキリスト

christ-all-shall-be-made-alive.jimdo.com/


English H・P
likecaleb1110.wix.com/the-way-of-life


 

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