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ホ セ ア
ホセア書は、ホセアとゴメルの結婚生活の話で始まる。
「姦淫の女ゴメルをめとれ」と神に命じられたホセアが、ゴメルと結婚し、三人の子供まで設けるのである。
しかし、以前の快楽・物質中心の生活が忘れられなかったゴメルは、ホセアのもとから去ってしまう…。
ところが、「愛によってゴメルを連れ戻せ」と神によって命じられたホセアは、多くの犠牲を払って家庭に連れ帰る…。
ホセアは、多くの犠牲を払ってまでも妻を連れ戻した。
これは、イエスキリストが命を捨ててまでも私たちを愛された、十字架の愛を現している。
それは、夫としてのイエスキリストの、妻である教会への愛でもある。
夫と妻が一体であり、富める時も貧しき時も悩める時も愛し抜くことを誓い合った結婚式のように、イエスキリストの愛が決して変わることがない永遠の愛である事を現す。
当時イスラエルの国は、南王国ユダと北王国イスラエルの二つに分かれていた。(BC700年位)
ホセアは、その北王国イスラエルに遣わされた預言者であった。 ホセアは生まれた子供に、神によって不思議な名前を付けたのである。
ホセアが、子供に名付けた名前は、長男イズレエルは[神は種を蒔いてくださるの意味]で、長女ロ・ルハマは[あわれみを受けない者の意味]、次男ロ・アミは[わたしの民でないの意味]である。
しかし、この不思議な名前は意外に私たちと無関係ではない。本書は、神の私たちに対する決して変わることのない深い愛を描き切るのである。
同時代の預言者・ホセアとイザヤ
預言者ホセアは、北王国イスラエルに遣わされ、南王国ユダには預言者イザヤが遣わされたのだった。
この二人に共通してるのは、神によって子供に変わった名前を付けたことだ。ホセアの子供の名前は上記のとおり、ちなみにイザヤの次男の名前はマヘル・ハシュ・バズ意味は(素早い分捕り物)である。
【ホセア家の環境】〈ホセア1:3-9〉
“その子をイズルエルと名づけよ。…その子をロ・ルハマと名づけよ…その子をロ・アミと名づけよ…”
ホセア:「さぁ、食事にしよう。」
子供達:「また、お父さんの料理?お母さんの手料理が食べてみたいな。お母さんは何処に行ってしまったの?どうして僕達の名前はこんななの?」
ホセア家の家庭は、時々暗い雰囲気に包まれたことだろう…これほど子供がぐれやすい家庭環境はない!
【イザヤの家庭】〈イザヤ8.9章〉
マヘル・シャラル・ハシュ・バズ:「お父さん、僕の名前はどうしてこんななの?」
イザヤ:「ヤハウェの神の為さ」
女預言者の母:「もういいでしょ、ホセアさんちはお母さんもいないのよ」
イザヤとホセアが、同時代の預言者だったのはこの為か?
だから何度も言うけど、そんなことはメッゲナイト・そんなことあるはずないと思うよ…。
真剣なことを書くと、
聖書の〈ローマ9:25-29〉に書かれているが、簡単に言えば、イスラエルの民ばかりではなく、世界中の人々に永遠の命に関わるグッドニュースが流れて行く事を示していた。
愛される資格の無い者、憐れみを受ける資格のない者である私たち人類に、命を犠牲してまでも救う主の愛が世界中に届けられることを現しているのである。
そして、主が再び来られる時、ユダヤ人イスラエルの民と異邦人である私たちがイエスの妻として、夫である救い主イエスによって天に携え上げられるのである。これを空中携挙と言う。
預言者ホセア(イザヤ)は、世界中の人々に対する神の愛を伝えている。
“神は、このあわれみの器として、私たちをユダヤ人の中からたけではなく、異邦人の中からも召してくださったのです。それは、ホセアの書でも言っておられるとおりです。「わたしは、わが民でない者をわが民と呼び、愛さなかった者を愛する者と呼ぶ。『あなたがたは、わたしの民ではない』と、わたしが言ったその場所で、彼らは、生ける神の子と呼ばれる」…また、イスラエルについては、イザヤがこう預言したとおりです。「もし万軍の主が、私たちに子孫を残されなかったら、私たちはソドムのゆうになり、ゴモラと同じものとされたであろう。」”
ソドム、ゴモラは、神を信じないで堕落し滅びた町である。私たちは、まことの神である主イエスキリストを信じて、永遠の命を与えられ、天の御国に入りたいものてある。
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