2013年9月22日日曜日

ソロモン

おもしろブログ特集

 

 ソロモン

 誰でも一度は聞いたことのあるソロモン、彼はイスラエルの国の王であった。

 ソロモンは、優雅と繁栄を極めた王で有名でもあるが、同時に知恵の偉大さでも有名である。
 
 
 ときにシバの女王が、ソロモンの名声を伝え聞き、難問をもってソロモンをためそうとして、非常に大ぜいの有力者たちを率い、らくだにバルサム油と、多くの金および宝石を載せて、エルサレムにやって来た。彼女は、ソロモンのところに来ると、彼女が日頃疑問に思うすべてのこと彼(ソロモン)に質問したのだった。
 

 
 ソロモンは、彼女のすべての質問を解き明かした。

 ソロモンがわからなくて、彼女に解き明かせなかったことは何一つなかった。

 シバの女王は、ソロモンの知恵と、彼が建てた宮殿の優美さと、その食卓の料理の豪華さに、息もとまるばかりであった。

 

 シバの女王は、多くの国々で噂になっていた栄華をきわめたソロモンの様子と、知れ渡っていたイスラエルの神の偉大さが、うわさ以上だったことに驚いたのだ。

 

 そこでシバの女王は言った。

「なんと幸せなことでしょう。あなたにつく人たちは。なんて幸せなことでしょう。

 あなたを喜ばれ、イスラエルの王座にあなたを着かた、主はほむべきかな。

あなたの神はイスラエルを愛して、とこしえに揺るがぬものとされたので、あなたを王として与え、公正と正義とを行われるのです。」

 

 シバの女王が、ソロモン王の知恵とソロモン王の宮殿の豪華さに驚き、ソロモン王の魅力に惹かれ彼の子を身ごもり国に帰って行ったという話はあるが真実は明らかではない。 しかし、シバの女王が、イスラエルの神の偉大さを信じ国に帰って行ったことは明らかであろう。

 シバの女王の国・エチオピアでは、ほとんどの国民がイスラエルの神を信じ、クリスチャンであることは明らかである。

 

シバの女王がささげた黄金

‘彼女は百二十タラントの金(オフィルの金)と、非常に多量のバルサム油と宝石とを王に贈った。’〈Ⅱ歴代誌9:9.10

 また、シバの女王の他、アラビヤのすべての王たち、また地上のすべての王たちが、非常に多くの金、銀、財宝を携えて来たのである。〈Ⅱ歴代誌9:14-28〉‘’

 

 ソロモン王は、それらの金をふんだんに用い、銀は石のように使ったほどであった。

 ちなみに5タラントが、今現在の3千万円にあたる。

 

【ソロモンのとんちか一休さんのとんちか?】

 ある時二人の女が、もめ事に決着をつけてもらおうと、一人の子供を連れてソロモン王の所を尋ねて来た。

 どちらの女も「自分がこの子の母親だ」と言って譲らない。

 

 そこでソロモンは言った。

「その子の手をひっぱって勝ち取った方が母親だ。」

 そこで二人の女は、ひっぱっりこをしたが、痛くてその子が泣き出した。

 ひとりの女は平気でひっぱっていたが、もうひとりの女は子供の様子にいたたまれずに言った。「この子をあの女にあげてください。」

ソロモンは言った。「この女が母親だ。」

 ソロモンは、それをとんちによって見事に解決したのだった。


 

だから何度も言うけど、そんなことはメッゲナイト・そんなことは絶対にない…。それじゃ一休さんのまねだろう。しかし、ソロモン王は一休さんの何千年も前に生存していた。
 

 
  だから真剣なことを書くと、Ⅰ列王記3:16-28に書いてある。

3:16 そのころ、遊女が二人(ソロモン)王のもとに来て、その前に立った。
3:17 一人はこう言った。「王様、よろしくお願いします。わたしはこの人と同じ家に住んでいて、その家で、この人のいるところでお産をしました。
3:18 三日後に、この人もお産をしました。わたしたちは一緒に家にいて、ほかにだれもいず、わたしたちは二人きりでした。
3:19 ある晩のこと、この人は寝ているときに赤ん坊に寄りかかったため、この人の赤ん坊が死んでしまいました。
3:20 そこで夜中に起きて、わたしの眠っている間にわたしの赤ん坊を取って自分のふところに寝かせ、死んだ子をわたしのふところに寝かせたのです。
3:21 わたしが朝起きて自分の子に乳をふくませようとしたところ、子供は死んでいるではありませんか。その朝子供をよく見ますと、わたしの産んだ子ではありませんでした。」
3:22 もう一人の女が言った。「いいえ、生きているのがわたしの子で、死んだのがあなたの子です。」さきの女は言った。「いいえ、死んだのはあなたの子で、生きているのがわたしの子です。」二人は王の前で言い争った。
3:23 王は言った。「『生きているのがわたしの子で、死んだのはあなたの子だ』と一人が言えば、もう一人は、『いいえ、死んだのはあなたの子で、生きているのがわたしの子だ』と言う。」
3:24 そして王は、「剣を持って来るように」と命じた。王の前に剣が持って来られると、
3:25 王は命じた。「生きている子を二つに裂き、一人に半分を、もう一人に他の半分を与えよ。」
3:26 生きている子の母親は、その子を哀れに思うあまり、「王様、お願いです。この子を生かしたままこの人にあげてください。この子を絶対に殺さないでください」と言った。しかし、もう一人の女は、「この子をわたしのものにも、この人のものにもしないで、裂いて分けてください」と言った。
3:27 王はそれに答えて宣言した。「この子を生かしたまま、さきの女に与えよ。この子を殺してはならない。その女がこの子の母である。」
3:28 王の下した裁きを聞いて、イスラエルの人々は皆、王を畏れ敬うようになった。神の知恵が王のうちにあって、正しい裁きを行うのを見たからである。





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