2014年2月8日土曜日

サムエル


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サムエル
 

サムエルは、最後の士師・ごばきつかさとして、イスラエルを統治した人物である。
また、サムエルは、祭司であリ、預言者でもあった。

祭司)
母ハンナによってサムエルは、祭司エリのもとに預けられ成長した。
少年サムエルは、エリの前で主に仕えていた。彼は、主の宮の中で祭司でとして成長したのだった。く第1サムエル1ー3章>

預言者)
サムエルと主は共におられ、主は彼のことばを一つも地に落とされなかった。
サムエルは、祭司エリのもとで成長した後、主の預言者に任じられた。く第1サムエル3:29>
預言者サムエルは、エッサイの子ダビデに王になるための油注ぎを行なった人物であリ、彼の時代にイスラエルの国は、神聖政治から王政へと変化を遂げた。(王権の創設)く第1サムエル11:14>
(サウルがイスラエルの最初の王として任職され、彼が主に退けられた後、次に、主の御心にかなう王としてダビデに油が注がれた。)

最後の士師・さばきつかさ)
イスラエルが偶像礼拝に傾向き、ぺリシテ人から侵略され、イスラエルが打ち負かされることが相次いだ。
その頃、サムエルはイスラエルの前家に次のように言った。
「もし、あなたがたが心を尽くして主に帰り、あなたがたの間から外国の神々やアシュタロテを取り除き、心を主に向け、主にのみ仕えるなら、主はあなたがたをぺリシテ人の手から救い出されます。」
そこで、イスラエル人は、主に立ち帰り、主にのみ仕えた。こうして、サムエルはイスラエルをさばいた。<第1サムエル7:3ー6>

.サムエルの幼い時の話である。
 サムエルが寝ていると、声や物音がした。祭司エリが自分を呼んだのかと思ったサムエルは、祭司エリの部屋に行って言った。
「お呼びですか?」
「いいや、お帰りサムエル」と祭司。
 しばらくたって、また声と物音がした。
 やはり、祭司エリが自分を呼んだのかと思ったサムエルは、再び、祭司の部屋に行って言った。
「お呼びですか?」
「いいや、お帰りサムエル」
 かねがね不審に思っていたサムエルは、いったん祭司エリの部屋の外に出たが、すぐにまた、祭司エリの部屋の扉を開けて言ってみた。
「お呼びですか?」
 すると祭司エリが、肉とパンとぶどう酒を口にしていた。
「見つかっちゃった?」と祭司エリはサムエル言った。

何度も言うけどそんなことはメッゲナイト。そんなことは絶対にありません。
だから真剣なことを書くと、

不妊の女ハンナの祈りによって、サムエルは誕生する。
ハンナの夫エルカナには2人の妻があった。もうー人の妻ぺニンナには子供があったが、ハンナには子供がなかった。しかし、夫エルカナが愛していたのは、ぺニンナではなくハンナであった。
ハンナを憎むぺニンナは、主がハンナの胎を閉ざされているので、ハンナが気をもんでいるのに気をいらだたせるようなことばかりしていた。

ハンナの心は痛んでいた。主の宮で、彼女は涙ながらに主に祈リ、誓願を立てて言った。
「万軍の主よ。もし、あなたが、私の悩みを顧みて男の子を授けてくださるなら、私はその子の一生を主におささげします。」
そうして誕生したのがサムエルであった。

母ハンナは、その子が乳離れした時、主の宮に連れて行き、サムエルの一生を主にささげた。母ハンナは、祭司エリにサムエルを預けて帰って行った。

少年サムエルは、エリの前で主に仕えていた。その頃、主のことばはまれにしかなく、幻も示されなかった。

その曰エリは、自分の所で寝ていた。エリは、目がかすんで見えなくなっていた。
神のともしびは、まだ、消えていず、サムエルは、神の箱が安置されている主の宮で寝ていた。
そのとき、主はサムエルを呼ばれた。彼は「はい、ここにおります」と言って、
エリのところに走って行き、「はい。ここにおります。私をお呼びになったので」と言った。エリは、「私は呼ばない。帰って、おやすみ」と言った。それでサムエルは戻って寝た。

主はもうー度、サムエルを呼ばれた。サムエルは起きて、エリのところに行き、「はい。ここにおります。私をお呼びになったので」と言った。エリは「私は呼ばない。わが子よ。帰っておやすみ」と言った。

サムエルはまだ、主を知らず、主のことばもまた、彼に示されてなかった。

主が三度目にサムエルを呼ばれたとき、サムエルは起きて、エリのところに行き、「はい。ここにおります。私をお呼びになったので」と言った。そこで、エリは、主がこの少年を呼んでおられることを悟った。
それで、エリはサムエルに言った。「行って、おやすみ。今度呼ばれたら、“主よ。お話しください。しもべは聞いております。〃と申し上げなさい。」サムエルは行って、自分の所で寝た。

そのうちに主が来られ、そばに立って、これまでと同じように、「サムエル。サムエル」と呼ばれた。サムエルは、「お話しください。しもべは聞いております」と申し上げた。

主はサムエルに仰せられた。「見よ。わたしは、イスラエルに一つの事をしようとしている。それを聞く者はみな、二つの耳が鳴るであろう。その曰には、エリの家についてわたしが語ったことをすべて、初めから終わりまでエリに果たそう。・・・」

エリの息子たちは、よこしまな者で、主を知らず、民にかかわる祭司の定めについて不正を行なっていた。イスラエルの民の主へのささげものを、騙し盗るように自分のものとして取つていたのだった。
こうして、エリの息子たちは、主を侮っていた。
エリには、自分の息子たちが、みずからのろいを招くようなことをしているのを知りながら、彼らを戒めなかった罪があった。
それゆえ、主はエリの家を永遠にさばくと告げられたのだった。

サムエルは朝まで眠り、それから主の宮のとびらを開けた。サムエルは、この黙示についてエリに語ることを恐れた。
ところが、エリはサムエルを呼んで言った。「わが子サムエルよ。」サムエルは、「はい。ここにおります。」と答えた。
エリは言った。「おまえにお告げになったことは、どんなことだったのか?私に隠さないでくれ。もし、おまえにお告げになったことばの一つでも隠すなら、神がおまえを幾重にも罰せられるように。」
それでサムエルは、すべてのことを話して、何も隠さなかった。エリは言った。「その方は主だ。主が御心にかなうことをなさいますように。」

サムエルは成長した。主は彼と共におられ、彼のことばを一つも地に落とされなかった。
こうして全イスラエルは、ダンからベエル・シェバまで、サムエルが主の預言者に任じられたことを知った。